「育児休業給付金はもらえる?」
目次
メールレディで稼いでも育児休業給付金はもらえる
育児休業給付金を受給できる条件とは?
育児休業給付金は、育休中にもらえる給付金制度です。
厚生労働省のHPで育児休業給付金の支給要件は、以下の通りに記載されています。
1.1歳未満の子を養育するために、育児休業を取得した被保険者であること(2回まで分割取得可)。
2.育児休業を開始した日前2年間に賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は就業した時間数が80時間以上の)月が12か月以上あること。
育児休業を開始した日前2年間に上記の月数が12か月ない場合であっても、当該期間中に第1子の育児休業や本人の疾病等により引き続き30日以上賃金の支払を受けることができなかった期間がある場合は、受給要件が緩和され、支給要件を満たす場合があります。
3.1支給単位期間中(支給単位期間とは、育児休業を開始した日から起算した1か月ごとの期間(その1か月の間に育児休業終了日を含む場合はその育児休業終了日までの期間)をいう。以下同じ。)の就業日数が10日以下または就業した時間数が80時間以下であること。引用:厚生労働省
読んでみると、難しいですね・・・。
育休中にメールレディをする場合に、関わる大切なことは2つだけです。
✅月10日以内の就労日数、10日以上の場合は月80時間以内
✅育休中に休業開始前の給料の8割以上の賃金の支払いがないこと
育児休業給付金を受給しているなら、月に80時間以内の稼働に抑えましょう。また、育休を開始する前のお給料の8割以下にメールレディの報酬を抑えれば問題ありません。
育休中に受給できる金額はどれぐらい?
育児休業給付金を全額もらいながら、メールレディで働くことも可能です。
育休中に受給できる金額は以下のとおりです。
✔︎お給料の67%支給(6ヶ月目以降は50%)
✔︎最長で2年間
✔︎正社員以外にパートなどの契約社員も対象
✔︎男女とも対象
育休中に育児休業給付金をもらえる額は、期間によって異なります。
お給料の67%が育児休業給付金として支給され、6ヶ月以降は50%支給されます。
最長で休業から2年間支給され、正社員の他にパートなどの契約社員も対象になります。
育休中にメールレディで働くと会社にバレる?
育休中のメールレディが必ずしも会社にバレないとは言い切れません。
お金が発生する以上、何かがキッカケでバレてしまう可能性もあります。
給与ではなく雑所得として収入を稼げるので、副業をしていることがバレてもどんな仕事までかは周りに知られてしまう恐れは少ないです。
ただ、本業が副業禁止の会社だった場合、働かないようにしましょう。
もしバレてしまった場合、ペナルティが課せられてしまう恐れがあります。また、最悪の場合、解雇になるケースもあるのでおすすめできません。
会社にバレずにメールレディで稼ぐ方法
確定申告が必要ない年収20万円以内に抑える
会社にバレずにメールレディで稼ぎたいなら、確定申告の必要ない年収20万円以下に抑えましょう。
副業が20万円以下であれば、確定申告は必要ありません。
「バレるのが怖い」「確定申告は面倒だから嫌だ」と思う人はおすすめです。
年間20万円以内に抑えようとすると、月1万6千円ほどしか稼げないことになります。
メールレディの平均月収は3〜5万円なので、平均と比べると少ないですが、子育てしながらと考えると・・・ちょうどいい金額なのかもしれません。
もし、もっと稼ぎたいと思う方は、経費をうまく使ってみると良いでしょう。
《メールレディの経費》
- インターネット代
- スマホ代
- 衣装代
- 美容代
- 家賃、光熱費
経費で計上できる分を考えながら、年収20万円以内になるように調節しましょう。
育児休業給付金の受給条件内で働く
会社にバレずにメールレディで稼ぎたいなら、育児休業給付金の受給条件内で稼ぐようにしましょう。
✔︎月80時間までの労働
✔︎休業開始前の給料の8割を上回らない
✔︎産後8週間は労働しない
この条件を満たしていなければ、そもそも育児休業給付金は支給されません。
普通徴収で確定申告する
会社にバレずにメールレディで稼ぎたいなら、確定申告で普通徴収を選択しましょう。
もし、メールレディで確定申告が必要になった場合は、「普通徴収」と「特別徴収」が選択できるので「普通徴収」を選びましょう。
「特別徴収」にしてしまうと、書類が会社に届いてしまいます。
育休中のメールレディまとめ
育休中に育児休業給付金を受給しながらメールレディで働くには、支給条件内で稼ぐようにしましょう。メールレディはあまり稼げるものではないので、育児が疲れた時や隙間時間に、無理なく働いてくださいね。